幕裏の妖怪

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<<   作成日時 : 2017/03/26 01:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 2

私には、偶然の縁がある友人がいます。

彼女との出会いは、おそらく20代の頃だと思いますが、互いに意識した時期となると定かではありません。

まずは、職場が近くでした。

朝の通勤バスが一緒になることはなかったように思いますが、帰りのバスが偶に同じでした。

当時は、私の会社の同僚と彼女がよく似ているという印象でした。

彼女が勤める大企業の真ん前にバス停があり、余裕で退社して来る彼女と、交差点というハードルを越えてギリギリ走り込む弱小企業の私とは、しばらくの間、会釈を交わすこともなくいましたが、降車する停留所も同じだったことは、ちょっと気に留めていました。

私と彼女は、バスを降りると左右に分かれ行くので、住所はわかりません。

見た目年齢が私とあまり変わりないことから、この地に嫁に来た人なのだろうくらいに思いました。


そんな十数年が過ぎ、次男が中学2年生になった頃、久しぶりに帰りのバス停で彼女と一緒になりました。

その時、バス停に2人だけだったこともあって、どちらともなく軽く会釈をしたと記憶しています。

すると、彼女が私に話掛けて来たのです。

「ウチの息子と息子さん、同級生ですよね」

「え⁈ 同級生?」 私は正直言ってわからなかった。

クラブも息子同士が同じであると言う。

恥ずかしながら、私は息子の学校にあまり行かないので、クラスメートのこともよくわからないし、ママ友といえる人もほとんどいなかった。

じつに、恥ずかしいことであります。

バスに乗ってからも、話の続きがある故、一番後ろの長い席に揃って座り、これまでの空白を埋めるがごとく話を続けた。

彼女のお宅は隣の行政区にあって、我が家から徒歩6分7分くらい。

そして、なんと嫁ぎ先が、我が家と遠縁にあたる家だった。

彼女と私は同じ年で、旦那がひとつ年上というのも同じ。

子供は、息子がふたりというのも同じ。(互いの長男はひとつ違い)


その後、私の勤めが段々忙しくなり、彼女とバスで一緒になることがなかった。



それから数年後、私は退職したのだが、なんと、私の2ヶ月前に、彼女も退職していたことを後に知る。

辞めた事情を互いに詮索しないが、転勤の予感(予告)やら何やらと、同じようなニオイを感じます。

お互いそんな時期に当たっていたのでしょう。

退職後、それぞれアルバイトなどしていましたが、震災があって彼女は再び職を失い、まもなく私も介護のため勤めを辞めました。

それから少しずつ電話連絡をするようになり、偶に一緒に食事をしたり、買い物をしたりの仲になりました。

出会った当時は、互いにペーパードライバーだったのですが、彼女の方が退職後にハンドルを握るようになり、今では、私をいろいろなところに連れて行ってくれます。

出会いから随分年月が経って友人といえる仲になりました。

これからも、この縁を大事にしたいと思っています。























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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんなことって、あるのですね。しかも、これが全く合わなさそうな相手だったら、このような展開にはならなかったことでしょう。きっと、お相手もカラスさんのことを自分と同じ匂いのする人だなーと思っていたに違いありません。
このなんともいえない距離感。いいですね。きっと末長く良い関係を続けられることでしょう。
大人になってからの友人というのは、なかなか難しいものがありますが、良い方に出会えましたね。
yu_mama
2017/03/26 19:47
yu_mamaさま ありがとうございます。

そうですね。起点がひとつではなく、時間と場所と人との交差点が幾度か合ったのでしょう。
似た環境や境遇があるからといって、比較したり、干渉したりすることなく、よい距離を保ちながら、互いにとって良い関係を続けていきたいと思っています。
カラス
2017/03/26 22:14

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